嵐渓荘

新潟|越後長野温泉 嵐渓荘

現在の状況

当館は全17室の人里離れた一軒宿です。新潟県内・近県のお客様が半分、首都圏・全国からのお客様が半分と、周りに観光地はないのですが、肩肘張らないでおくつろぎ頂ける雰囲気を大事にこれまで宿を運営して参りました。現状、令和2年3月までは既にご予約をたくさん頂いていたこともあり、影響はもちろんございましたが通常営業を続けておりました。しかし、4月入りまして緊急事態宣言が発出されるとそこから先のご予約はほとんど全てキャンセルとなりました。また、宿が所在する三条市からも緊急事態宣言対象地域との往来は極力控えるようにと要請がございました。そんな混乱のなか、当館は感染予防対策(マスク着用・除菌掃除・換気)を日々実施しながらスタッフの体調管理にも気をつけ営業を続けて参りました。
外出自粛が国をあげての至上命題とされるなか、宿の営業を続けていてよいのか?と自問自答も致します。終息がいつになるかまるで見通しが立たない現在ですので、状況によっては長期休館(廃業だけは避けたい)をする判断に迫られる場合もあると覚悟しております。当館はおもてなしのほとんどを人手に頼る手造りの宿でございます。宿の正常な運営にはスタッフ達の活躍がなければ成り立ちません。なによりまずはそのスタッフ達の生活を守るにはどうすりばよいのかを考えながら現在の苦難にたちむかっております。
全て初めての経験であり、金融機関や行政とも相談しながら事態の打開を目指しております。

サポーターさまへのメッセージ

ウィルスの災厄はいつか必ず終息するとおもいます。それは突然終息するのか、徐々になのかわかりません。しかし宿はいつも突然廃業します。経営者の心が折れたとき、金融機関が支援を断念したとき、理由はいろいろあり予兆もありますが終わりは突然です。あるとき突然その宿に泊まりに行けなくなります。
宿の主である私も一人の旅人です。日本の温泉宿を心から愛する人間の一人です。日常を離れ自然に囲まれた温泉宿で家族や仲間と一晩ゆっくり時をすごしその絆を深める。一人、鞄ひとつで馴染みの宿に出かけ静かに静養のひとときをすごす。味わい方は千差万別で、まだまだたくさんの温泉ファンの方達がいらっしゃいます。
一方でその舞台となる日本の温泉宿はどんどん数を減らしてきていました。そしてとどめを刺すような今回の災厄です。この災厄が1年と言わず半年続けば、生き残れる温泉宿は数えるほどしかないと感じます。
事態の終息まで長期化しそうであり、あらん限りの工夫を尽くしても、正直申し上げて当館を存続する自信はまるでありません。
しかし貴重な日本文化として温泉宿をこれからも存続させていきたいと私は強く願っております。宿の私たちが工夫と努力を続けていくことがなによりも先に重要ですが、お客様のサポート無しにはその願いを成就させることは決してできません。
まずはお客様自身の生命と暮らしの御安全を第一優先にと願います。そしてその先に、私たち温泉宿の存続にもお力添えを頂けたらと切に願います。

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サポート率

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